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『路地裏の猫屋』のその先について

いつも『路地裏の猫屋』を応援くださりありがとうございます。

 

来週の木曜日から「路地裏の猫屋ネコクリ2018 in TORO」がスタートします。

前回に続き、キリムとギャッベのお店TOROさんでの開催になります。

今回のテーマは〜猫とギャッベとクリスマス〜

TOROさんのギャッベと作家作品とのコラボをお楽しみください。

イベントの詳細はこちら↓

​​

 

そして・・・

11/15号のタウンニュースの記事でもお知らせしましたが、

2008年暮れからスタートしました工房展『路地裏の猫屋』を

今回の『ネコクリ2018』をもって1つの区切りとさせて頂きますことをご報告いたします。

 

話しが長くなりますのでお時間がある時にご覧下さい。

 

皆様には大変驚かれたかと思いますが、ここ半年「路地裏の猫屋」のこの先を

心の何処かで考えていた所でした。

 

そもそも、工房展『路地裏の猫屋』を始めるきっかけは

昨年、にゃんこマガジンに記事に載せさせて頂いています。

『ネコクリ』のきっかけとなった工房づくり −猫と暮らし、猫を創る。−

 

開催当初は10年続いたらいいねから始まった工房展。

気がついたら10年の月日が過ぎようとしています。

年々来場数が増えると同時に不安材料も少なからず出て来ました。

 

昨年の10回目のネコクリ後、それまで設備や場所が充分でない中行なわれて来た工房での開催から

近所にあるTOROさんのご好意で場所を移しての『路地裏の猫屋2018』をさせていただくことで、

設営時間の短縮や場所も分かりやすくなり、多くの反響がありました。

なにより階段の3階から1階になってお客様のご負担も軽くなりました。

そして企画展の度に大移動していた工房も本来の制作の場としての機能が稼働しつつあります。

 

その一方で今年に入ってから自身のワークショップの需要が増えて

多方面でワークショップを開催する中で皆様からのご要望が多い事に気づかされました。

それと同時に注文制作も増えて来て、これまではイベントと並行して制作して参りましたが

イベントに参加する度に制作以外の準備に時間を取られることもあり、

このままですと、イベント制作<注文制作とバランスが崩れかねない(すでに崩れているかも)状況になってきました。

 

そしてこれまで年2回行なって来ました企画展『路地裏の猫屋』についても、、、

遠くから来られるお客様に市内をご案内しようと始めた自転車マップも

ここ最近は協賛店も増えて充実した内容になり、近所の方にも大変ご好評頂く様に。

これまで作品制作の合間の息抜きとしてスポットを宝探しの様に市内を巡っていました。

その反面、年々店舗の入れ替わりが激しくなり、周辺のイベントも増えてきまして、

その都度自転車やネットで調べ回る時間が多くなりました。

今後はこれまでの経験を生かしながらいつかまた新しいマップ作りが出来る様

発行回数を減らし、もう一度整理し直したいと思っています。

 

すべてにおいてもう少し手を抜けば良かったのでしょうが、

始めるととことん詰めてしまう性分なので、いつのまにかプライベートも削るようでした。

「今年こそは余裕のある仕事をする!」と周囲に公言しながらも

毎年同じ事の繰り返しでしたね。。。

 

そんな自問自答しながらも、ここ最近は取材を受ける機会が増えまして

その都度、これまでの軌跡を振り返る機会を頂きました。
その中で見えて来たこれからの事。

 

先日の個展直前にタウンニュースさんの取材を受けて路地裏の猫屋の活動の事をお話させていただき、
その時はまだ、今後についてはぼんやりとしたまま個展が始まりました。


そんな個展の最中に携帯に一本の電話。。。

 

それは毎回「路地裏の猫屋」の売上の一部を寄付している

神奈川県動物保護センター建設基金の担当者と名乗る方からでした。

 

なぜ私に電話が?

 

そこで言われたのは、これまでの寄付のお礼と来春の竣工にあたっての開所式の招待でした。

そして新センター入口横に設置されるという記念碑に

これまで寄付に貢献された方々の名前を刻むということで

私の名前も入れたいとの事でした。

 

その時張りつめていた糸がフッと緩みました。

 

そしてとっさに出た言葉。

「私の名前でなく、路地裏の猫屋という名前を入れる事は出来ますか?」と

相手は一瞬「え?」と戸惑ったのが電話口から伝わりました。

確かに寄付名義は便宜上私の名前になっていましたが、

これらは皆様のご協力があって続けられた結果の事。

 

「少しお待ち下さい。」と暫く電話口で待たされましたが、

結果的に承諾を頂く事になりました。

石碑に「路地裏の猫屋」が刻まれる事で、今後センターとお客様の架け橋になる気がしました。

 

これまでやって来た事の1つが形になるんだと心が躍りました。

そう思った瞬間に1つ肩の荷が下りた気がしました。

 

この事が今回の区切りの決断のきっかけとなったと思います。

 

そのお電話の直後にタウンニュースさんからのお電話があった事に気がつき

その後タウンニュースさんにメールで区切りをつける事を伝えました。

恐らく当初とは書く内容が変わったと思います。


入稿迄時間のない中、簡潔にとても良くまとめてくださり担当の方には感謝しています。


その文章もまた私の背中を押してくださいました。

タウンニュース中央版「人物風土記」から

 

そしてこれまで十分なお礼が出来ずにほぼボランティアで手伝ってくれた友人やスタッフ達と

協賛くださった店舗さま。工房まで足を運んで下さいましたお客様。

そして場所を提供して頂いたTOROさんについては

前回慣れない会期にかなりお疲れでしたのに今回もご協力頂いた事に本当に感謝しています。

 

今回のネコクリで、神奈川県動物保護センター建設基金への寄付は最後となります。

是非最後まで皆様のご協力をお願い致します。

また、キズニャチャリティーについても今回で一旦終了致します。

 

工房展「路地裏の猫屋」は一旦区切りを付けますが

これからも「路地裏の猫屋」として動物達への支援活動は続けます。

「路地裏の猫屋」は次のステップへ進ませて頂きます。

それについてはまた改めてお知らせ致します。

 

 

話しが長くなってしまいました。

まだ整理がつかない所もありますが、

ここまで読んでくださりありがとうございます。

 

毎度の事ながら思ったらすぐ行動をしてしまいます。

周辺に相談をせずに決めてしまい申し訳ないと思っています。

私が集団行動が苦手なのはそういう所なのです。

頭で言葉を選ぶより先に行動を起こしてしまいます。

お一人お一人説明するのに口べたなのでとても時間が掛かってしまいます。

これまで私のわがままにお付き合いくださり感謝致します。

 

まずはこちらで経緯を説明させて頂き、

また会期が終わりましたら改めてゆっくりご挨拶させていただきたいと思います。

 

これからも皆様にご協力頂く事があるかと思いますが

その時にはお付き合い下さると嬉しいです。

 

どうぞ引き続き宜しくお願い致します。

 

2018.11.16

路地裏の猫屋主宰

白井 光可

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