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「わんにゃんマルシェ&動物フェスティバル神奈川2019さむかわ・ちがさき」ボランティア活動と寄付のご報告

11月24日の日曜日は心配されたお天気も回復し、汗ばむ陽気の中、

わんにゃんマルシェ&動物フェスティバル神奈川2019さむかわ・ちがさき」に行って来ました♪

動物フェスティバル神奈川は神奈川県内で飼われている18歳以上のペット達の表彰式を

毎年自治体を変えて行なわれています。

今年は寒川町と茅ヶ崎市が共催で相模線の寒川駅から徒歩10分程の所にある、寒川町民ホールで行なわれました。

ちなみに2012年は横須賀で行なわれ、19歳で虹の橋を渡ったピキが表彰されました♪

http://blog.w-well.com/?eid=383

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フィレンツェでの出会い・・・そしてPiano,Piano

いつも当ブログをご覧頂きありがとうございます。

 

10月に入りましたね。^^

前回のブログからあっという間に半月が経ってしまいました。

 

その時のブログでもちらっとお知らせしましたが、今回長いお休みを取って

先日の9月22日から29日まで10年振りにフィレンツェに行ってきました。

 

 

 

2004年に猫のクラフト作家として活動を始め、ワイヤークラフトとアクセサリーを中心に制作している中で

ジュエリーの世界を直接自分の目で見たいと思い、一年かけてイベントの売上から資金を貯めて、2007年にフィレンツェでほんの少しだけですが、短期のジュエリー制作体験をしました。

当時通った学校の入口。

一階はカフェになっていました。

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あれから4年経ちました。

今年も3月11日がやってきました。
4年前のあの日、吉祥寺で震災に遭い家に帰れず右往左往しながら飛び込んだ洋菓子屋さんで親切にして頂いた事。
一晩三鷹の伯母の家に泊めさせてもらった事。そしてその晩のテレビから信じられない光景を見た事が昨日の事のようです。
(自宅では旦那と猫達が停電の中一晩過ごしてました)
その日から計画停電やボランティア活動など目まぐるしい日々が過ぎて行きました。

<ブログ鎮魂のキャンドルライトから>

今でも毎日目まぐるしく時間は過ぎていますが、それは震災とは関係ない所での忙しさで当時の震災への心構えから離れがちになってきていました。
今日も朝から慌ただしく外出していて、震災が起きた時間の午後2時46分には、丁度、免許の更新期限が迫っていて、工房近くの警察署の窓口で手続きしてて、終わって帰ろうとしたいたところ、署内のアナウンスで一斉に黙祷が始まりました。

このタイミングで黙祷出来たのが良かったです。(免許証の交付日が3月11日になりました)

今日の3月11日に気持ちを切り替えれたらと思い、急いで昨年の暮れの工房展で作ったカゴ盛りとキャンドルに灯をともし、犠牲者の鎮魂と被災地の1日も早い復興を願いました。

思う事が大事なんですよね。




それから、現在後方支援しています被災地の犬猫達の給餌活動と保護をされている「清川しっぽ村」さんがこの春に向けて「移動診療車」の運行準備をしています。
しっぽ村ブログから→「移動診療車 運行準備

震災後約2年程被災地ペットシェルターでボランティアをしていた経験から感じていた、被災地のペット事情。
震災以降に生まれた犬猫は被災動物にはあたらず、国からの補助は受けられず、「清川しっぽ村」さんのような民間ボランティアによって命を繋いでいます。

この移動診療車で直接現地へ出向き、不幸な命を増やさない様TNR活動をするそうです。
これから春の出産ラッシュを迎えます。

1年も早く穏やかな春が来る事を願っています。

被災地の支援活動の現状について

JUGEMテーマ:にゃんこ
いつも当ブログをご覧頂きましてありがとうございます。

先日工房で行われました「路地裏の猫屋2014」での売上げの一部を、寄付させて頂きましたアニマルレスキューシステム基金「フクシマスペイクリニック」さんから、先日お礼のお手紙を頂きました。

「フクシマスペイクリニック」さんは2011年の東日本大震災の翌年2012年の9月から、それまで神戸を拠点に活動されていたのを福島に移し、2年間の期間限定で被災地での繁殖を抑える為の不妊去勢手術(TNR)活動に携わっています。

今回の「路地裏の猫屋2014」の売上げの一部を「フクシマスペイクリニック」さんに寄付した理由・・・

私たち夫婦は3.11の震災後、自分たちが住んでいる神奈川県内にある被災地ペットを保護しているシェルターに週1のペースで80匹以上の猫のお世話のボランティアに通っていました。
そこにいる子達は殆どが飯館村の子達で飼い主や現地ボランティアの依頼を受けて保護した子達でした。
中には半野良の子も多く、不妊去勢をしてない子が殆ど。
案の定シェルターでの出産ラッシュ。
でもその中で生き残った仔猫はわずかでした。
保護された子の中にはエイズや白血病の子もいました。

私たちは猫を飼っていましたが、明らかに勝手が違う彼らに翻弄されながら必死に2年程お世話をしました。
時には手を噛まれて感染症にかかった事も。
その子達も3年経った頃には半野良からすっかり家猫になって現在は殆ど飼い主さんの元へ帰ったり新しい里親さんの元へ行き、シェルターも移転されました。

当時はシェルターの子達をお世話する中で、被災地の方のペットへの意識の違いを感じていました。
そのうち、終わりの見えないハードなボランティア活動に自問自答をしている頃、被災地の動物を取り上げた映画「犬と猫と人間と2」http://inunekoningen2.comの上映の為のスポンサーを募集している事を知り、少しですが寄付をして応援団をするようになって、被災地の今の現状を知る事になったのです。
紹介ブログ→http://blog.w-well.com/?eid=515
震災後、被災地で寂しさを埋める為に新たにペットショップでペットを買う人が増え、住居の問題や手に負えないからとシェルターに預ける人もまた増えたそうです。

これではいくら保護して里親を探してもその先が飽和状態になり、いつか里親さんが飼育崩壊してしまう。
事実、シェルターに保護された子達の大半はボランティアに来ていた人達が2匹3匹と引き取っていましたし、他の場所では被災地の猫を引き取った里親さんが飼育崩壊した話も聞きました。

また、映画の中で出演されていた保護団体の方が不妊去勢手術の必要性を訴えていらっしゃたので、現地で給餌とTNR活動をしているボランティアさん達の事をネットで調べていたところフクシマスペイクリニックさんにたどり着きました。

私はこれまでお金の寄付は一切してきませんでした。
何故ならお金の寄付はどこで活かされるか分からないからです。
それならばと、作品の売上げから自分たちがお世話をしている猫達のご飯代と医療費に使っていました。

しかし、フクシマスペイクリニックさんの活動は現地で頑張っていらっしゃるボランティアさん達にとって無くてはならない存在と知り、また、期間限定というのもあって今回、「路地裏の猫屋」の売上げの一部を寄付をさせて頂きました。

私が猫のクラフト作家を続けられるのは猫達のお陰でもあるし、お客様からの応援が大きいと思っています。
ですからこれらの支援に使うお金は私一人のお金ではなく、被災地に目を向けていただいた方々の気持ちだと考えています。
私は現地へは行く事が出来ませんが、個人レベルで出来る事を無理なく続けている事が、息の長い後方支援が出来ると思っています。


そして今回、フクシマスペイクリニックさんからのお礼状と共に同封されていた冊子を読んで愕然としました。
今も尚、被災地で犬猫が増え続け、遺棄が横行している事。
震災以降に生まれた犬や猫は野生動物とみなされ、被災動物にはあたらない為に国からの補助は受けられないこと。
そして、緊急災害時動物救援本部に集められた義援金の使い道について。


これらが終わりの見えない活動の要因なのですね。
憤りを感じずにはいられません。

これらの事をブログで紹介してよいか問い合わせた所、快諾頂いたので今回紹介させて頂きました。


根幹にある動物に対する意識改革が必要なんだと思いますが、同時に国や県、自治体からの支援が必須。
それはお金だけでなく、現地ボランティアや各地にあるシェルターへの支援も不可欠だと思います。


youtubeにて今の被災地の現状と実態の特集映像がありました。  http://youtu.be/Eo3zMIdHTzI
そこには今回寄付させていただいた「フクシマスペイクリニック」さんはじめ、これまでの支援活動で知らず知らずのうちに関わっていた個人のボランティアの方々が何人もいらっしゃいました。

この方達は今も尚、現地で身を削って活動をされています。

また、身近で現在も物資の支援をしている相模原市のお隣にある清川村にあるしっぽ村さんは被災地での給餌や保護活動に携わっています。

このような人達を支援出来る体制を国が一刻も早く整えて欲しい所です。

次回の不妊去勢手術日は6月28日、29日、7月12日、13日だそうです。
アニマルレスキューシステム基金→http://animalrescue-sf.org
(国が集めた義援金を有効に使って頂く様、署名活動をされています)

9月20日から26日は動物愛護週間です♪

JUGEMテーマ:にゃんこ

いつも当ブログをご覧頂きましてありがとうございます!
先日の台風が去ったとたんに空気が一気に秋の気配に代わりました。
今回の台風18号の爪痕は多くの地域に及び、今年は水害と風害の多い年のように思います。

そのニュースを見るたび思うのは、避難時にはペットも一緒なんだろうか・・・ということ。

先日9月1日の防災の日に環境省は災害発生時にペットを原則、同行避難させることを明記した、初めてガイドラインを震災から2年半を前に発表しました。

これを読むとやはり同行避難をする為には色々なハードルを乗り越えないといけませんね。
先の震災時もそうでしたが、避難先での迷惑行為によってペットの受け入れを拒否されていたという話しもありました。

今回のガイドラインでは各自治体や避難先が受け入れる事になっていますが、マナーの悪い飼い主に対しては例外もあると思います。

やはり日頃のペットのしつけが同行避難を円滑にさせるものだと思います。

明日20日から26日は動物愛護週間だそうです。
今年のテーマは「捨てず、増やさず、飼うなら一生〜ペットを迎えたら、見送るまでの責任を〜 」です。
先日動物の愛護及び管理に関する法律が改正されました。
その内容は「終生飼養の徹底」と「動物取扱業者による適正な取扱の推進」です。
以前から問題とされていた捨て猫や虐待・殺傷については犯罪とし罰金刑と課せられます。

可愛いからと安易に飼い、安易に増やし飼えなくなったからと置き去りや保護センターへ持ち込むことで多くの子達が命を絶っています。
今後はそういった事が少しでも減るといいのですが・・・。


飼い主の方やこれからペットを飼う方はペットに対して適切な管理をしなければならない責任があると思います。
<飼い主の方やこれからペットを飼う方へ>環境省サイト

話を最初に戻しますが、つまりここから始めることが災害時の円滑な同行避難につながると思うのです。
一番はペットが人慣れしていて躾が出来て、一緒に出掛けられること。
でも犬はともかく猫は果たしてどうなのでしょうか?
これも育った環境によると思います。
我が家の猫はハーネス付けて車で一緒に出掛けられますがこれは子猫の時から訓練したからです。
出掛けた先では沢山の人に撫でられてきたので人にも慣れています。
(大きい声を出す人やお子さまにはネルへの扱い方をその場でお伝えします。)
以前は好奇の目が多少なりとも気になりましたが、今は一緒に出掛けることがいわば同行避難訓練なんだと思うようになりました。

他の猫はどうでしょうか?
例えば被災ペット達。
2年半前に保護された猫達。100匹近く。
当初はその殆どが外飼いでした。中には半野良の子も。
おそらく福島の自然豊かな環境でのびのびとしていたのでしょう。
保護された当初はゲージに慣れず、脱走、噛みつきととても手に負えない危険な子が多く、ストレスによって体調を崩す子が続出。

そういう状況下の中、多くのボランティアの人達が初めての経験にもかかわらず知恵を出し合い、猫達のケアをずっとしてきました。

その甲斐があってか、2年半経った今では皆とても人懐っこく、トイレもきちんと出来るように。その愛嬌たっぷりの子達を見ると、いかにボランティアさん達の愛情を受けているか伝わってきます。
飼い主さんの元へ帰った子達の変化に驚かれる飼い主さんもいらっしゃいます。

ただ、残念なことに福島へ帰るメドが立たず泣く泣く手放す飼い主さんもいらっしゃいます。
そういう子達はまた新しい里親さんの元に巣立つのです。
現在ここのシェルターでは里親さんを募集してます。→http://ukc-japan.jimdo.com/里親様募集-猫/

これからは異常気象や地震活動が活発になり災害に見舞われる事が多くなる日本。
その度に家族であるペットと一緒に避難することが自然に出来る世の中になることを願います。


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